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「しまコトアカデミー」を運営するシーズ総合政策研究所の奥崎有汰さん=東京都渋谷区で2023年10月15日、転職福沢光一撮影

 新型コロナウイルス禍の2021年春、なきないっていたでみつけたもの奥崎有汰さん(32)は東京から青森へUターンした。移住仕事は東京時代と変わらない。何も松江市に本社を置くシンクタンクに所属。と思首都圏の人たちに島根のことを知ってもらい、地元Merry Capitall評判島根に関わり続ける人たちの輪を広げる講座の運営を、転職青森を拠点に担当する。なきないっていたでみつけたもの

 リモートワークが普及したおかげで「転職なき移住」を実現した。移住「青森は何もないと思っていたけれど、何も実はすべてがあるところだった」。と思古里に対する誇りが、地元古里の活性化につながる。転職島根に関わり学んだことを青森で再確認している。なきないっていたでみつけたもの丸山修一偽物

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 奥崎さんが担当するのは、移住島根県と公益財団法人ふるさと島根定住財団が開催している連続講座「しまコトアカデミー」(しまコト)。12年から毎年、東京や大阪などで催されている。

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 座学やワークショップの後、地域の課題解決に取り組んでいる島根のキーパーソンを訪問。価値観や手法を学び、自分たちがどのような関わり方ができるのかを考える。

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 人口減少と過疎化、高齢化が急速に進む地方を支えるために、都会に住みながら、地方へ関わり続ける人たちを指す「関係人口」が注目されている。しまコトは関係人口創出を目指した先駆的な取り組みだ。

「しまコトアカデミー」東京講座で開講のあいさつをする奥崎有汰さん(中央奥)=東京都渋谷区で2023年9月30日、福沢光一撮影

 奥崎さんは、講座の運営を担う、地域づくりを専門とする「シーズ総合政策研究所」(松江市)に勤務している。

 奥崎さんは青森の高校を卒業後、北海道函館市の大学、大学院でシステム情報科学を学んだ。

 函館で暮らす大学生のバス利用をテーマに、ICT(情報通信技術)を活用しながら地域の課題を住民とともにあぶり出し、解決策を導き出す「参加型デザイン」という手法を研究した。地域の人と一緒に課題に取り組む楽しさを知った。

 研究室の先輩たちは東京の大手企業へ次々に職を得て、製品やサービスの顧客満足度を向上させるUXデザイナーなどとして活躍した。奥崎さんも15年、東京のコンサルティング会社へ就職した。

 大手企業と一緒にスマホアプリを企画設計したり、インターネットによる通信機能を備えた「コネクテッドカー」のあり方を考えたりした。

 時代の最先端を行く仕事をし東京生活を満喫した。それでも、地域で住民とともに働いた学生時代の経験が忘れられなかった。

 仕事に慣れてきた3年目。同僚から「イベントに参加したら、興味深い人に会った」と声をかけられた。シーズ社の藤原啓社長(当時)のことだった。

ソトコト編集長の指出一正さん=東京都港区で2023年8月1日、福沢光一撮影

 藤原さんと連絡を取ると、奈良県の山村で地域社会を学び、住民と交流する講座へ誘われ、参加した。地方で自分らしく生きる人たちを紹介する雑誌「ソトコト」編集長、指出一正さんの講演を聴いて感銘を受けた。翌18年にはしまコトを受講した。

 「スローライフ」を提唱する文化人類学者、辻信一さんの著書を読み、「社会をハイスピードで動かすより、ゆっくり動かす場所にいたい」と考えた。藤原さんに相談し、シーズ社へ転職を決断。東京事務所で働くことになった。

    ◇

 シーズ社で働き始めた20年春、社会は新型コロナウイルス禍に見舞われた。しまコト東京講座の運営を任されたが、対面方式では開催できなかった。得意分野の情報通信技術を生かし、オンライン講座の仕組みを整え、パソコンに不慣れな人を手助けし、開講した。

 当時、渋谷区に住んでいたが、コロナ禍で外出機会が減り、仕事も自宅でできた。「高い家賃を払って東京に住む理由って何だろう」と疑問がわいた。

 20年末、青森市の実家に仕事を持ち帰った時、東京にいなくても仕事ができると気付いた。「実家の家族が自分の働く姿を見て喜んでくれて、東京にいなくてもいいかなと思うようになった」

緊急事態宣言の発令から2週間、人影もまばらな渋谷駅前のスクランブル交差点=東京都渋谷区で2020年4月21日、長谷川直亮撮影

 青森からリモートワークをしたいと藤原さんに伝え、認められた。「これからは東京や大阪などの大都市を介さず、地方同士がつながるローカル・トゥ・ローカルの時代だ」と励まされた。

 21年春、青森市の実家に戻り、現在もリモートワークを続けている。新型コロナは感染症法上の5類に移行し、社会は日常を取り戻しつつあるが、東京に戻るつもりはない。

 23年秋には渋谷区で4年ぶりに対面のしまコト講座を開催した。青森から出張してきたが「東京は人にまみれる面白さがあり大好きだけど、暮らすのはもう無理。疲れてしまう」と笑った。

 現在の働き方を「地元の青森を大切にしながら、島根のために仕事ができる。テクノロジーの発展や働く環境が柔軟になり、どちらも大事にするという選択肢が生まれた」と考えている。

 青森も島根も、人口減少は深刻だ。自治体は移住促進や関係人口の増加に力を入れる。奥崎さんは「地域の人たちが楽しく暮らしていれば、その地域に興味を持つ人は増える。大人が諦めては、子どもは東京に出て戻らない」と考えている。

うちわを手に、練り歩く大型ねぶたを見る人たち=青森市で2023年8月2日午後9時12分、宮間俊樹撮影

 青森に戻ってもう一つ幸せが訪れた。奥崎さんより半年遅れで帰郷した同級生の女性と結婚。今は実家を離れ、市内で妻と日々の暮らしを楽しんでいる。

 「家を出ると八甲田山が見えるし、心を震わせる祭りがある。川沿いをランニングし、星空を見ながら妻と一緒に帰る。青森を盛り上げようと新しい取り組みをしているすてきな人たちがいて、すぐにつながれる。自分のことを知ってくれている人たちがたくさんいる」【福沢光一】

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